こんにちは!
クリスク・ベトナムのリエンです。
クリスク・ベトナムは2019年5月1日をもちまして、ホーチミンに移転しました!
新オフィスの住所は下記となります。
25F, TNR Tower, 180-192 Nguyen Cong Tru Street, District 1, Ho Chi Minh city
オフィスの様子はこちらのブログ「トレノケートのホーチミンオフィス開所式に参加してきました!」にも書いております。
クリスクの移転により私もハノイ市からホーチミン市に引っ越したのですが、自分のバイクが届くまでに少し時間がかかるため、移動には配車アプリを使うことになりました。前に使ったことはありますが、日常的に配車サービスを使うのは初めての経験です。
ベトナムの配車アプリはたくさんありますが、「Grab」「Go-Viet」「Be」という3つのアプリが人気があり有名です。そこで今回はこの3つの配車アプリを紹介したいと思います。
ご存知だと思いますが、配車サービスとは行きたい場所まで運んでくれる車両(バイク・車など)と利用者をマッチングするアプリサービスのことです。
アプリでは乗車・降車場所を指定して予約するので、料金や行き先についてドライバーと交渉する必要がなく、マップから自分がいる現在付近を走っている車両がすぐに分かり簡単に予約することができます。
バイクが多い東南アジアでは特に愛用されているサービスです。
今回は、「Grab」「Go-Viet」「Be」の3つのサービスを下記のという4つの要素で比較してみました
※GrabはUberを導入した後、ベトナム市場のシェアが50%を超えたとの意見もあるが、Grabベトナムの正式発表によると30%だったとのこと。現時点ではどちらが正確か確認することが難しいため参考値としてください
Grabはベトナム市場に進出して5年目を迎え、登録した運転手数は20万人を超えました。そのためマッチングの待ち時間は最短で、ライドシェアや配車サービスではベトナムでは最も強力と言えるでしょう。
しかし、私の経験から言えば、他のアプリでもマッチングまで30秒以上待たされたことはほとんどありませんでした。
使える機能・サービス数ではGrabが圧倒的に多くなっています。また、この3つのアプリの中で、Beだけがベトナム語しか対応していないため、運転手とのコンミュニケーションが大変そうと感じる外国人旅行者がいるかもしれません。
配車アプリの最大のメリットは、値段交渉必要なしで行き先を直接に伝えなくても大丈夫なところでしょう。自分の居場所と目的地を指定して着いたら支払う。使い慣れたら誰でも気軽に利用できると思います。
運転スキルやロードマナーなどは運転手によって違います。また英語能力もイマイチですが多くの運転手は親切だと思いますので、安心して使うことができます。
また、配車アプリを活用すれば、電子領収書がメールでもらえるため、東南アジアの出張が多い人たちにとっては非常に便利ですね。
市場シェア獲得の競争を加速させるために、Go-VietとBeは利用客に向けて半額の値引きなどのプロモーションを頻繁に展開しているので、安く利用することも可能です。
ちなみに私はバイクを予約したい時は、Go-Vietにします。それは運転手が優しいからです。雨が降っても予約をキャンセルせず、雨具まで貸してくれたことが何度もあるため、Go-Vietの運転手に対して非常に良い印象を持っています。
一方、車の予約ならBeが私の最優先です。なぜかというと、「ベトナム発アプリを応援したい!」という気持ちと、Grab carより安いし、運転手は短い距離にも関わらずちゃんと迎えに来てくれるし、運転手は自家用車を使っているので車内が綺麗で快適なのです。
どのサービスを使うべきか。利用者から見れば、サービスのクオリティーの差が大きくない限りコストが安いものがベストでしょう。他の交通手段と違って配車アプリを使うなら乗車前に料金が確定することができるため、実際にかかる料金を比較してみましょう。
上のテーブルを見れば、2キロ以内ならGo-Vietが一番安く(50円)Grabが高い(60円)ですが、長い距離ならGrabが最も安くなることが分かります。
しかし、Grabの値段はかなり不安定とよく言われており、ラッシュの時間帯などは普通のタクシーより高いこともありそうです。
予想通りに、Go-Vietは一番安くて、Grabは高いですね。しかし、割引コードを入力すれば、もっとお得に利用できます。なお、予約時点や交通状況、距離推定方法などの要素によって価格が異なるため、この順が変わらないわけではないことはご了承ください。
ベトナムで電車と地下鉄が普及するまで、配車アプリは地元の人たちも外国旅行者にとっても、一番安くてスマートな移動手段ですね。
今後、利用客の要求に応じてクオリティーを上げたり新しいサービスを提供したりしてくれると期待しています。そのために、もし利用された際はサービスフィードバック機能を使って満足した点も、改善してもらいたいところもちゃんと評価してみてくださいね。
(編集:きたざわあいこ)