こんにちは!
クリスクの白似田(しらにた)です。
ベトナムでは2018年1月27(土)・28(日)の2日間、第5回目となるジャパンベトナムフェスティバルが開催されました! いまやアジアではジャパンフェスティバルもおなじみとなってきましたが、このフェスティバルはどんな様子だったのか、どうやって各社・各団体が宣伝していたのか詳しく紹介していきます。
ジャパンベトナムフェスティバルってどういうイベント?
引用元:http://www.japan-vietnam-festival.jp/
ジャパンベトナムフェスティバルは、ベトナム最大級の来場者数を誇る日本の文化・芸術、スポーツ、観光、ビジネスなど、日本とベトナムが“相互協力”の関係をより強固にすることを目的として開催されているイベントで、2日間での来場者はなんと約20万人以上。
ベトナム最大級の来場者数を誇るジャパンフェスティバルです。
どういう場所で開催されたの?
会場は、ベトナム・ホーチミン1区の観光スポット、ベンタイン市場やブイビエン通りにも近い9月23日公園です。
近くには、野外音楽場やフードコートもあり、週末にはウィークエンドマーケットも開催されている所で、日本だと東京の代々木公園的な場所ですね。
日本各地で開催されている各国のワールドフェスタをイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
普段は、ベトナム市民などの憩いの場と人気のある9月23日公園。
どういう企業や団体が出展していたの?
今回参加していたのは、行政団体(JNTO、独立行政法人日本学生支援機構ほか)、地方自治体(福島県、鹿児島県商工会連合会ほか)、企業(株式会社JTB、C CHANNEL株式会社ほか)など。
福島県ブースの皆さん。持っているのは、Facebookページへの誘導のための説明ボード
イベントでは、どういうプロモーション・集客方法が行われていたの?
各出展者のマーケティング目的によってプロモーション手法はさまざまでしたが、多数の団体・企業が出展するイベントという状況もあり、ソーシャルメディア(Facebook、Instagram)を活用したアプローチが多く行われていました。
具体的には、イベント用に立ち上げたベトナム語Facebookページで「知ってもらう」「つながりを持つ」ためフォロワーを獲得するなど、タイなどに比べ日系企業の進出等も本格化していないベトナムでの認知度拡大が主眼になっているような印象を強く感じました。
Facebookページでのフォロワー獲得による認知度向上
多数のブースが出展するイベントではじっくりと話を聞いてもらうことが難しいため、まずは情報提供・認知獲得を行うため、ボード等を使ってFacebookページなどのフォロワーとなってもらう方法が多く見られました。
福島県が行っていたFacebookページに「いいね!」を押してくれた方に地元の名産品をプレゼントするプロモーション。
ボードを持っているのは、クリスクベトナムスタッフのリエンです。
Facebookページへの誘導を来場客に説明しているスタッフさん
体験・参加型コンテンツによる興味喚起
浴衣レンタルやフォトスペースなど、日本関連のコンテンツ提供をすることで、参加者の興味喚起を促し、次のアクション(旅行会社であれば資料配布など)につなげる方法も見られました。
体験・参加型のコンテンツは、ソーシャルメディア(Facebook、Instagram)で投稿・シェアされやすいということもあり、ベトナムに限らず各国で行われていますね。
JTB社が行っていた浴衣レンタル+着付けサービス
イベント会場は、池や木々があるフォトジェニックな場所ということもあり浴衣レンタルは大人気でした。屋外イベントでは、立地を活かしたプロモーションも効果的ですね。
日本らしいフォトブースでの撮影は、やはり日本関連イベントの定番ですね。
VRなどのテクノロジーを活用したエンゲージメント獲得
観光プロモーション用のVRなど、最新技術を活用してよりリッチな体験を提供することでエンゲージメントを高める方法もあります。VRなどの最新の技術を使ったプロモーションは、パンフレットや動画などに比べ体験者により臨場感を与えることができ、意向度の向上につながりやすくなります。
品川区の観光用VR
実際にしらにたも体験しましたが臨場感が凄くて、かなり現地での観光をリアルに感じることができます。これからはVR・ARを活用した観光プロモーションのアプローチも増えていきそうですね。
そのほかの会場の様子は?
出展ブース以外もかなり盛り上がっていたので、少しだけ紹介します!
ベトナム・日本の人気アーティストによるライブパフォーマンス
日本からは、w-inds.や千昌夫さんなどが出演されていました。
カラオケコンテスト
コスプレでの参加者も多く、歌われる曲はアニメ主題歌などが多かったように感じました。
子供向けのサッカー教室
サッカー好きな国民性で子供の多いベトナムでは、サッカー教室は大人気でした。
ブース前でのけん玉教室
タイなど東南アジアでけん玉は人気ツールの一つです。
ブースに1つあると遊びたい子供などが来るので持っていくと役立つかもしれませんよ。
おわりに
いかがだったでしょうか?
ベトナムで開催されているイベントを実感していただけましか?
スペースの関係でこのコラムには掲載できなかった画像や動画も多数ありますのでベトナムでのSNSマーケティングなどにに興味のある方は、ぜひご連絡ください!
次回は、イベントに来場していたベトナム人へのインタビューを紹介したいと思います。
お楽しみに!