こんにちは!
クリスクの白似田(しらにた)です。
今回は、タイ・バンコクで2018年8月に開催されたTITF(THAI INTERNATIONAL TRAVEL FAIR:タイ国際旅行フェア)で、どんなブースが出展していたか、注目されていたブースなどを紹介したいと思います!
TITFって、どんなイベント?
TITF(THAI INTERNATIONAL TRAVEL FAIR:タイ国際旅行フェア)は、毎年2回(2月と8月頃)にタイのバンコクで開催されているタイ最大級の旅行博です。
毎年、世界各国の観光PR団体、旅行代理店、ホテル、航空会社などがブース出展しています。来場者は約50万人。
このTITF期間にだけの販売されている格安ツアーなども多数あるため、単なる展示会ではなく即売会という点も人気の理由です。
今回紹介するTITF #23 は、2018年 8月9日~12日にバンコクのクイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センターで開催されました。
http://www.titf-ttaa.com/?lang=en
ブースでは、世界各国が特徴を活かしてプロモーション!
ロシア観光協会のブース
トルコ観光協会のブース。ロシアのブースもそうですが、民族衣装はやはり目に止まりますね。
シンガポールの百貨店のブース。ゴージャス感が出てますね。
マカオ観光協会のブース
写真で紹介したように、世界各国の観光PRブースが、特徴を活かしてプロモーションしていました。
そんな各国ブースの中で、日本関連ブースはオリジナルグッズやタイ人に人気のインフルエンサーを使ったプロモーションなどを行っていました。
タイ人インフルエンサーのトークショーが行われていたブース。
サンプルとして展示されていたタイ人インフルエンサーがプリントされたオリジナルスナック
クリスクもプロモーションをお手伝いさせて頂きました
沖縄観光コンベンションビューロー様の出展ブースでは、クリスクが提供するソーシャルメディア連動プリンター「#PICS(ピックス)」をご利用頂きました。
「#PICS」は、イベント・展示会訪問者がInstagram上に#ハッシュタグをつけて投稿した画像を印刷できるプリンターです。
ご興味ある方は、ぜひクリスクまでお問い合わせください。
個人的には、しらにたの地元である長崎の蛇踊り衣装でこのプロモーションをやりたいです。
長崎のプロモーション関連の方はぜひご一報を!
今回のTITFで注目したブースとは!
しらにたが今回のTITFで注目したのは、日本のイオン様の出展ブースでした。ブースでは、タイのTITF会場と北海道の店舗をオンラインで結び、やりとりが行われていました。
なぜ注目したかというポイントは、この3つです!
・ インタラクティブ性
タイのTITF会場と日本の店舗をオンラインで結んでのリアルタイムでやりとりをしていたこと
・集客性
日本でのイオン店舗の紹介を人気タイ人インフルエンサーが行うことで来場者の集客にも成功していたこと
・ 新規性&技術的レベルの高さ
オンライン動画を使ったやりとりも大きなトラブルなくやりとりができていたこと
タイの来場者からは、日本・北海道の店舗にいるインフルエンサーのyinga(インヤ)さんに、「北海道は寒いですか?」、「タイ人はいる?」と様々な質問がされていました。
札幌からイオンの店舗の様子を紹介したタイ人インフルエンサーのyinga(インヤ)さん
旅行者にとって訪問先をいかにリアルに体験できるか? ということは大きなポイントです。
その点、今回はタイ・バンコクの来場者から日本・北海道のタイ人インフルエンサーとの間でいろいろとやりとりされていて、非常に盛り上がっていました。
こういったリアルタイムかつ動画をつかったプロモーションは、通信環境の問題もあり、トラブルなく行うことが困難です。
今回のイオン様ブースでは、多少のトラブルは発生したものの、それを改善して最終的にはひとつのプロモーション手法として確立されていました。
VRなどを活用して現地を疑似体験できるプロモーションなどもはじまっていますが、今後はよりテクノロジーが重要な役割を果たすかもしれませんね。
TITF会場の中でもひときわ目立っていたイオン様ブースのスタッフの皆さん。
まとめ
今回のTITFで強く感じたたは、訪日リピーター客が多いタイ人旅行者に対して、よりリッチな情報・コンテンツでプロモーションしようとしているブースが多いと感じたこと。
個別ニーズに対応した旅行体験としては、
- 大家族での訪日旅行向けのレンタカーサービスでのカーナビ実機の展示
- タイと日本をつなぐようなインタラクティブ性のあるもの
- SNSを連動し、潜在旅行者の訪日意向度向上を目指したもの
などが挙げられます。
今後も各出展者様によるさまざまな取り組みをチェックしていきたいと思います。
次回は、2019年2月に予定されているTITF。どのようなプローションが行われるか、今から楽しみです。