ラマダン(断食)明けにやってくる、マレーシアのイスラム教徒にとって重要なお祭りが「ハリラヤ」です。ハリラヤでは、その前後に休暇をとって家族や親戚が集まって食事をしたり、一緒に買い物に出かけたり、子どもたちにはお年玉をあげたりと、日本のお正月のように過ごします。
国民の65%がマレー系のイスラム教徒というマレーシアでは、1カ月にわたる春のハリラヤに向けて国全体が盛り上がっていきます。日本ではクリスマスやお正月が近づくと、テレビコマーシャルや街の店頭で、イベントに合わせたプロモーションが展開されますが、マレーシアでは同じようにハリラヤに向けて各所で特別なプロモーションが繰り広げられているのです。そして、特別なイベントに向けて多くの人々がショッピングを楽しみます。
日本でもクリスマス商戦、お正月商戦などがあるのと同様に、マレーシアではこのハリラヤも多くの企業にとって大きなチャンスとなる時期。今年のハリラヤは4月10日でしたが、いったいどのようなブランドや商品が盛り上がり、どのようなマーケティング戦略が立てられていたのでしょうか?
クリスク・マレーシアのバイにその様子を聞いてみました。
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マレーシア最大のセールシーズンとも言える、ハリラヤ。この期間に合わせて、マレーシアに進出する日本企業も、ハリラヤマーケティングを行っている様子をうかがうことができました。
また、バイによれば「同じハリラヤを祝う習慣のある国でも、国によって文化や雰囲気には違いがある」とのこと。マーケティングもそれぞれの国の風習に合わせて、プロモーションをどう盛り上げていくか工夫することが必要ですが、他の国についてもまた取り上げてみたいと思います。
クリスクではマレーシア国内におけるプロモーション支援も行っています。ぜひお気軽にお声がけください!
(編集協力:大西 桃子)
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