みなさん、こんにちは!
クリスク・マレーシアのりつです。
マレーシアでユーザーが多いソーシャルメディアプラットフォームには、Youtube、Twitter、Facebook、Instagramなどあります。
そのほかにも、最近どんどんユーザー数を伸ばしてきているプラットフォームがあります。
それが、動画共有アプリ「TikTok」です。
- YouTube – 2,500万 ユーザー
- Facebook – 2,200万 ユーザー
- Instagram –1,100万 ユーザー
- LinkedIn – 440万 ユーザー
- TikTok – 400万 ユーザー
上記の数値は、マレーシアのソーシャルメディアプラットフォームのユーザー数を表したものです。
ユーザー数だけを見ると、TikTokはまだあまり人気ではないように見えるかもしれません。
実際、20代の筆者自身も、FacebookやInstagramに比べてTikTokにはそれほど時間を費やしていません。
しかし、TikTokは世界中でのユーザー数が8億人を超えており、さらに増加し続けています。今後のマレーシアでのマーケティング施策を行うにあたり、見過ごすわけにはいかなくなるプラットフォームでしょう。
そこで、今回はマレーシアでのTikTokを使ったマーケティング事例と、人気のTiktoker(TikTokで動画をアップしているユーザー)を紹介したいと思います。
TikTokのユーザー層
TikTokの主なユーザー層は、10代の若者たちが中心です。 以下は、各プラットフォームの主要なユーザー層です。
- Facebook:働いている成人層(20代〜)・年配(40代〜)
- Instagram:10代&20代の若者層
- TikTok:10代の若者層
10代にリーチさせたい情報であれば、InstagramかTikTokを利用することが望ましい状況だといえるでしょう。
マレーシアTikTokでの広告事例
現在、マレーシアでは、TikTokへの広告出稿サービスを提供する広告代理店はほとんどありません。
理由としては、TikTok広告は比較的新しいサービスであるためまだ浸透していない、広告費用も高額であるなどがあります。
そんな中、マレーシア初のコラボプロモーションとして、マクドナルドがTikTokチャレンジキャンペーンを行いました。
このコラボレーションチャレンジは、参加者が特定の曲に合わせてダンス動画を撮影、イベントハッシュタグをつけて投稿してもらうというものです。
TikTokはユーザーが登録した国に基づいてコンテンツを表示しているため、これはマレーシアのユーザーにしか表示されません。
なお、このキャンペーンでは、#BigMacTikTok というイベントハッシュタグの方を見ると、なんと合計600万回近くの視聴回数がありました。
マレーシアの人気TikToker
マレーシアでこれからますますキャンペーンが行われていくであろうTikTok。
ここからは、マレーシアですでに人気なTik Toker5人を紹介したいと思います!
Puspa Wafiy @puspawangifauza
Tik Tokで投稿されている動画は、常にユーモアに溢れています。彼女のユーモラスが評価され、TikTok All Star 2019のファイナリストの1人に選ばれました。
そして彼女のトップ動画はなんと510万回の再生回数を誇り、これまでに100万人以上のフォロワーを獲得しています。
Bajilah @bajilah_
この小柄でかわいい21歳のTiktokerは、マレーシアTikTok界のスーパースターとも言われているBajilah 。彼女の愛らしい性格はTikTokを通じて多くの人に知られ、現在約78万人のフォロワーに愛されています。 460万回再生されているトップ動画を観て、筆者も思わず「可愛い!」と言ってしまいました。
Steven Ang @steven_ang
このTiktokerの動画は、つい次の動画も見たくなる中毒的な魅力があります。彼の動画は主にトリックショット、スケッチ・コメディー、そして笑いをこらえるようなデュエット動画で構成されています。 現在彼は約150万人のフォロワーを抱えており、彼のトップ動画は1480万回再生されています。
Pavetraa Reddy @pavetraareddy
フォロワー数70万人を誇る彼女は、TikTokerであると同時に、客室乗務員でもあります。TikTokの動画では彼女の活気のある個性と完璧に口パクできるという才能を発信しています! 110万回再生された彼女の口パク動画をご覧ください。
Ahmad Akid @akiddos
マレーシアの古都・マラッカで生まれ育ったAhmad Akidは、わずか19歳で56万人のフォロワーを抱えています。彼のルックスとキュートな性格は、動画を見るとすぐに分かりますよ! 視聴回数290万回を誇る彼のキュートで可愛らしく姿をぜひ見てください。
まとめ
マレーシアのTikTokerは、マレー系、中華系、インド系など多様性があり、英語、マレー語、中国語が使えるなど訴求範囲が広いことも特徴ではないでしょうか。
全世界で8億人が使っており、急成長しているTikTok。若年層への訴求が期待できるメディアとして、商品やサービスの訴求はもちろん、イベントや集客にもその効果は発揮できると思います。
ぜひ、マレーシアでの広告プロモーションの手段として活用を考えてみてはいかがでしょうか。
<編集:きたざわあいこ>