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インドネシアのインバウンドは「ムスリムフレンドリー」がキーワード! 2019年ビジット・ジャパンレポート - クリスク

作成者: クリスク海外事業部|2019/03/27 17:11:25

こんにちは! クリスクインドネシアスタッフのジェリーです。

2019年3月1日~3日、ジャカルタ・コカス(コタ カサブランカ)モールで第11回目となる日本政府観光局(JNTO)によるビジット・ジャパン(VJ)のイベントが開催されました。

ブースの様子

今回は前回と少し違い、ゴールデンルート(東京・大阪・京都)だけではなく、中国・中部・北海道・九州・沖縄が注目観光地として紹介されていました。インドネシアでは大多数はイスラム教なので、特にムスリムフレンドリーな食事がある観光地からも出店が増えました。

左から、JNTO Senior Director, Shogo Isobe、JNTO Executive Director, Izumi Amano

魅力的なプロモーション戦略

訪問者の注意を引くために、会場では多くのプロモーションが行われます。

今回は、例えば上限を5jt(¥50,000)としたキャッシュバックや、クレジットカードの分割払い手数料が12ヶ月間無料になる権利、Ed Sheeranコンサートチケットなど、いろいろなプロモーションに、来場者は列を作っていました。

Mandiri銀行のブースの前には、キャッシュバックゲットのために行列が

日本からのブースはこんなことを行っていた!

日本からのブースはアンケートに訪問者が回答すると、面白いギフトをあげているところが多いようでした。

京成スカイライナーのブース

沖縄は、ムスリムフレンドリーな観光地の紹介だけではなく、今年の4月に沖縄の那覇で吉本興業が提供する、11th Okinawa International Movie Festivalの紹介をしていました。

ステージでは、吉本興業インドネシアの芸人がインドネシア語(現地語)でパフォーマンス!インドネシア語なので反応もよく会場の盛り上がりも上々です。

吉本興業インドネシア 歌手・ 加藤ひろあき
吉本興業インドネシア The Three
沖縄のブースでは、星の砂をもらうことができました

そのほか、会場にはドン・キホーテのドンペンくんと、WAKUWAKU JAPANのワーくんとクーくんが来ており、子供に大人気でしたよ!


WAKUWAKU JAPANのワーくんとクーくん

まとめ

2018年、インドネシアから日本への観光客は前年より12.7%増え、約40万人になりました。

2020年のオリンピックとパラリンピックに向け、日本には世界中から観光客が集まります。インドネシアを含む、ムスリムの観光客も増加するため、ハラルに対応した食事や文化が楽しめる観光地が、もっと広まる必要があるでしょう。

なお、現在ゴールデンルート(東京・大阪・京都)は主要な観光地ではありますが、インドネシアでは北海道と沖縄が、ムスリムフレンドリーな観光地がたくさんあると紹介されています。

さらに今後は、ツアーだけではなく個別のニーズに対応できる旅行会社が増え、色々な旅行体験サービスも多くなっていくはずです。

  • 大家族での訪日旅行向けのツアーグループ旅程のあるもの
  • 日本でまだやったことがない体験や、日本文化を紹介するもの
  • インドネシア人々が旅行しやすくするための施設を紹介するもの

このようなニーズも多くなっていくでしょう。

(編集:きたざわあいこ)