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【中国】2024年のトレンド速報:消費者マインドに新潮流!「品質重視」「情緒消費」【越境ECでも】

作成者: クリスク海外事業部|2024/12/12 22:30:00

長期化する不動産不況や若年層の雇用情勢の悪化、また2022年末まで続いたゼロコロナ政策の影響などを背景に、経済の低迷が続いている中国。
国内では需要不足が懸念材料となっており、訪日インバウンドでも、コロナ禍前に見られた「爆買い」を見かけることが少なくなりました。

訪日観光客数においても、コロナ禍前の2019年には年間約959万人が中国からの観光客で、2位の韓国(約558万人)と大差をつけて1位でしたが、2024年は逆転。10月までの累計では韓国が1位で約720万人、中国は2位の約583万人となっています(データは日本政府観光局/JNTO)。

とはいえ、年間500万人以上の観光客が見込める国は、インバウンド対策では重要なターゲットとなります。また当然、世界第2位の経済大国である中国は、ビジネス拡大において最重要な市場のひとつであることも間違いありません。

では、中国国民の消費傾向に大きな変化が見られる中、2024年の消費トレンドはどうなっていたのでしょうか。クリスクで中華圏を中心に担当するデンに、リアルな消費者の動きについて聞いてみました。

 

「爆買い」なんてもはや過去!クオリティ重視の消費志向

 

トレンドは「癒やされたい」中国の若者にぬいぐるみ・キャラクターが人気

 

外国製品 vs 中国ブランドの競争が激化

 

まとめ:今こそ中国市場への認識をアップデートしよう

コロナ禍前までは、「中国人といえば爆買い」「日本製品は品質のよさで人気」といったイメージが広まっていましたが、それも過去の話となっているのが現状とのこと。
クオリティが重視される消費傾向は日本にとっては追い風にもなるはずですが、中国ブランドの品質向上や、政府の後押しがあることも念頭に入れる必要がありそうです。
越境ECをはじめ中国進出や中国での販路拡大を考えているのであれば、今までの中国に対するイメージを払拭し、現地ではどんなプロモーションが成功しているかにも注目しつつ、戦略を練っていくべきでしょう。

クリスクでは、現地スタッフやパートナー企業から各国の最新情報を収集し、マーケティングに活用しています。中国をはじめアジア各国に進出を考えている企業の方は、ぜひお問い合わせください!
(編集協力:大西 桃子)